「冬の電気代が怖い…」
「もしもの災害時に暖房がなかったら…」
そんな不安を解消してくれるのが、電源不要で石油ストーブ並みに暖かいイワタニの「デカ暖」シリーズです。
しかし、現在は「初代」「2」「3」の3モデルが流通しており、「結局どれが一番いいの?」「高い最新モデルを買う必要はある?」と迷ってしまいますよね。
結論から言うと、暖かさは全モデル同じですが、「ヤカンを置きたいか(防災・加湿)」で選ぶべきモデルが決まります!
この記事では、実機写真やスペック表を使って、あなたにぴったりの1台を見つけるお手伝いをします。
▼性能は十分!浮いたお金でカセットガスを備蓄するならコレ
▼リビングに置いても生活感が出ない!おしゃれなデザイン
▼停電時にお湯が沸かせる唯一のモデル!
デカ暖シリーズ(デカ暖・デカ暖2・デカ暖3)の違いは4つ
| 項目 | デカ暖(初代) | デカ暖2 | デカ暖3 |
|---|---|---|---|
| 発売時期 | 2018年8月 | 2022年8月 | 2025年8月 |
| 本体サイズ (幅x高さx奥行き) | 約349x408x280mm | 約361x364x311mm | 約361x364x311mm |
| 重さ | 約4.1kg | 約4.3kg | 約4.3kg |
| 天板仕様 | 斜めで物が置けない | 水平(物を置くのは非推奨) | 水平(保温対応) |
| 持ち手形状 | 本体一体型の固定ハンドル | 手提げ式ハンドル | 手提げ式ハンドル |
| 天板耐荷重 | 記載なし | 記載なし | 5kgまで対応 |
| カラーバリエーション | ウォームホワイト ブラック&シャンパンゴールド | アイボリー ブラウン レッド | アイボリー レッド |
| 価格 | 約14,400円 | 約19,800円 | 約22,800円 |
デカ暖シリーズの違いは以下の4つです。
一つずつ見ていきましょう。
違い①:天板の使い方と丈夫さの違い
1つ目の違いは、ストーブ上部の天板の仕様と耐荷重です。
【天板仕様と耐荷重の違い】
| 項目 | デカ暖(初代) | デカ暖2 | デカ暖3 |
|---|---|---|---|
| 天板の形状 | 斜め | 水平 | 水平 |
| 物を置く | できない | 非推奨 | 保温対応 |
| 耐荷重 | ー | ー | 5kgまで |
初代のデカ暖は、天板が斜めのデザインになっています。

やかんや鍋などを置くのには向いていません。暖房専用としての機能に特化していますね。
デカ暖2は天板が水平になって、少し実用的になりました。

中には、小さなやかんを置いて使っている方もいます。
メーカーとしてはあくまで「暖房用」として設計しているので、上に物を置くことは推奨されていません。
もし置くなら、自己責任になってしまうので、少し注意が必要ですね。
最新のデカ暖3は、この天板がさらに改良されました。
やかんや小さなお鍋を直接置いても大丈夫なように作られています。

お湯を沸かして加湿に使ったり、煮込み料理を保温したりできるんですよ。
耐荷重も5kgまで対応しているので、停電時などでも頼りになりますね。
違い②:持ち運びのしやすさ
2つ目の違いは、本体の持ち手の形状です。
| 項目 | デカ暖(初代) | デカ暖2 | デカ暖3 |
|---|---|---|---|
| 形状 | 本体一体型の固定ハンドル | 手提げ式ハンドル | 手提げ式ハンドル |
| 耐荷重 | やや持ちづらい | 持ちやすく安定性も向上 | 持ちやすく安定性も向上 |
初代のデカ暖は、本体上部に一体化した固定ハンドルが付いています。

本体と一体になっているため見た目はスッキリしています。
ただし、持ち上げる時に少し角度をつけないと持ちにくく、移動の際は少し慎重さが必要ですね。
デカ暖2と3では本体の持ちにくさが改善され、手提げ式の持ち手に変更されました。

必要な時にスッと持ち上げやすくなり、使用しない時は収納しやすい構造になっています。
約4.3kgの軽量設計とあいまって、リビングから寝室への移動などもスムーズにできますね。
違い③:カラーバリエーションの違い
3つ目の違いは、それぞれのモデルで展開されているカラーの種類です。
| 項目 | デカ暖(初代) | デカ暖2 | デカ暖3 |
|---|---|---|---|
| カラー展開 | ウォームホワイト ブラック&シャンパンゴールド | アイボリー ブラウン レッド | アイボリー レッド |
初代のデカ暖はやわらかな印象のウォームホワイトに加えて、少し高級感のあるブラック&シャンパンゴールドの2色があります。
どちらも落ち着いた色味で、インテリアに自然と溶け込みやすい印象です。
特にブラック&シャンパンゴールドは上品で、スタイリッシュな雰囲気を好む家庭にもよく選ばれました。
デカ暖2では、カラーバリエーションが増えて以下の3色展開になりました。
- アイボリー:明るくやさしい雰囲気
- ブラウン:木目調の家具にも合う落ち着いた印象
- レッド:アクセントになる華やかさ
部屋のテイストに合わせて色を選びやすく、デザイン性も高まっていますね。
最新モデルのデカ暖3は、アイボリーとレッドの2色展開です。
アイボリーはどんな空間にもなじみやすく、清潔感のある定番カラー。
レッドは明るく温かみを感じられる色合いで、寒い季節にもぴったりの印象です。
違い④:価格の違いで分かる機能とデザインの進化
4つ目の違いは、それぞれのモデルの価格です。
| 項目 | デカ暖(初代) | デカ暖2 | デカ暖3 |
|---|---|---|---|
| 販売価格 | 約14,400円 | 約19,800円 | 約22,800円 |
初代のデカ暖は、シリーズの中でも一番お手頃な価格です。
必要な暖房性能や安全装置はしっかり備わっており、基本的な機能をシンプルに使いたい方に向いています。
コンパクトで軽く、コストを抑えながらしっかり暖がとれる点が魅力ですね。
デカ暖2は価格が少し上がって約19,800円です。
天板が水平になったことで使い勝手が向上し、カラーバリエーションも増えています。
見た目のデザイン性や扱いやすさを重視する方には、ちょうどバランスの取れた価格帯といえます。
最新モデルのデカ暖3は、約22,800円とシリーズの中では最も高価です。
天板でお湯を沸かしたり、料理を保温できるようになり、機能面が一段と充実しています。
災害時やアウトドアなど、暖房以外の用途にも幅広く使えるようになっているため、価格にもその分の価値が感じられます。
デカ暖シリーズに共通する魅力
デカ暖シリーズには、それぞれに特徴的な違いがあります。
ですが、どのモデルを選んでも安心して使える共通の魅力がしっかり備わっています。
以下に主な共通点をまとめました。
デカ暖シリーズは使う場所や用途に合わせてモデルを選べます。
一方で、どれを選んでも基本性能は変わらず、安心して快適に使える仕様になっています。
家庭用はもちろん、停電時や非常用としても頼りになる共通設計ですよ。
デカ暖シリーズはそれぞれこんな方におすすめ!
ここからは、デカ暖・デカ暖2・デカ暖3をおすすめしたい方についてまとめてみます。
どのモデルにしようか迷っている場合は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
手軽さとコスパを重視するならデカ暖(初代)!
デカ暖(初代)は次のような方に向いています。
デカ暖はシリーズの中でも最も価格が手頃で、必要な機能がしっかり揃ったバランスの良いモデルです。
小型ながら暖房能力は石油ストーブ級で、コスパの高さが魅力です。
普段使いやサブ暖房として気軽に使いたい場合に向いていますね。
デザイン性と使いやすさのバランスを取りたいならデカ暖2!
デカ暖2は以下のような方に刺さります。
デカ暖2は、見た目のやさしさと実用性を両立した中間モデルです。
水平天板や3つのカラーバリエーションなど、日常使いしやすい工夫が随所にあります。
家庭のリビングや寝室など、インテリアになじむデザインを求める場合にいいでしょう。
非常時にも活躍する多機能タイプを選びたいならデカ暖3!
デカ暖3は次のような方にマッチします。
デカ暖3は、天板での調理や保温が可能になった進化モデルです。
耐荷重5kgまで対応しており、普段使いだけでなく非常時にも頼れる存在ですね。
暖房+調理の保温といった多目的利用を考えている場合に最適でしょう。
デカ暖シリーズ(デカ暖・デカ暖2・デカ暖3)の違いまとめ
この記事のポイントをまとめます。
デカ暖シリーズはどれを選んでも小型石油ストーブ級の暖かさと安全性を備えています。
しかし、使う目的や生活スタイルによって選び方が変わります。
- デカ暖初代 → 手軽さとコスパを重視
- デカ暖2 → デザイン性や持ち運びのしやすさ
- デカ暖3 → 非常時にも活躍する多機能モデル
どのモデルも共通して電源いらずで使える安心設計と、効率的に熱を伝える「熱溜め燃焼筒構造」が特徴です。
家庭用からアウトドア、防災用途まで、使うシーンに合わせて自分にぴったりの一台を選んでみてくださいね。
▼お手頃価格の初代デカ暖はこちら
▼使い勝手アップしたデカ暖2はこちら
▼暖房+調理の保温もできるデカ暖3はこちら



